築地魚市場銀鱗会は12月28日から、版画展「TUKIJI 築地百景-α」を開催しています。この作品は、木版画家の山本温さんが制作。山本さんは「築地が好き」と、閉場間際の築地市場で3カ月間働き、その間に撮り溜めた写真をもとに、作品を作り上げています。展示は2021年2月18日までを予定しています。
展示する作品は20点。仲卸店舗や飲食店、建物や行き交うターレなどを表現しており、懐かしい築地の風景が甦ります。築地市場では喫茶「岩田」で勤務し、そのお客さんの店舗などを中心に制作しています。去年11月に三越の展覧会で展示したものです。絵葉書、カレンダー、トートバッグの販売もあります。
【展示場所】 豊洲市場7街区管理施設棟3階「銀鱗文庫」
【展示日時】 市場開市日 午前10時から午後2時まで
【銀鱗文庫での展示風景】
【木版画の版木も展示しています】
【木版画家の山本温さん】
【築地で働いていた頃の山本温さん(一番左)】