食材NEWS 水産物 2025.3.8 【ヨメゴチ】天ぷら種のネズッポ科の魚たち 【ヨメゴチ】天ぷら種として人気の「めごち」。この「めごち」はコチ科のメゴチではなく、ネズッポ科の魚を指します。そのうち市場でよく見かけるのはネズミゴチ。トビヌメリなども入荷します。写真のヨメゴチの入荷はまれです。著しく長 […]
食材NEWS 水産物 2025.3.7 【ヒカリチヒロエビ】胸脚に微小な発光器 【ヒカリチヒロエビ】チヒロエビ科のエビ。この仲間は千尋蝦の名が示すように、深海産のエビ類です。ヒカリチヒロエビは水深350~800mに分布します。胸脚に微小な発光器が多数並んでいることが由来。写真は静岡県産。「しまえび」 […]
食材NEWS 水産物 2025.3.6 【マナガツオ】小さくはがれやすいウロコ 【マナガツオ】マナガツオ科の魚は日本周辺に4種。かなり側扁した体は卵円形。成魚に腹びれはありません。小さくはがれやすいウロコを持つため、市場で見るものは、ウロコがはがれているものが多い。全体に金属っぽい光沢があります。写 […]
食材NEWS 水産物 2025.3.4 【ニゴロブナ】「ふなずし」の原料 【ニゴロブナ】琵琶湖固有種。「ふなずし」の原料として古くから利用。特に3月頃の抱卵魚は珍重されます。4~6月に湖岸のヨシ帯で産卵。春から夏は浅所で過ごし、冬は琵琶湖の深いところへ移ります。ふなずしは「熟(な)れずし」の一 […]
食材NEWS 水産物 2025.3.3 【イイダコ】米粒ほどの大きさの卵を持つ 【イイダコ】全長30cmほどの小型のタコ。米粒ほどの大きさの卵を持つことから「飯蛸」。冬から春の子持ち(卵を持つ)が珍重されますが、オスも身がしっかりして、旨味があると評価する声も。写真は兵庫県明石産のメス。明石ではメス […]
食材NEWS 水産物 2025.3.1 【ウチワエビ】よく似た2種 【ウチワエビ】体全体が著しく平たく、名前のとおり「うちわ(団扇)」を連想させます。日本近海にはウチワエビとオオバウチワエビの2種がいて、よく似ています。頭胸甲の側縁の鋸歯の数が12内外なのがウチワエビ、8内外だったらオオ […]
食材NEWS 水産物 2025.2.28 【ハマグリ】桃の節句にはハマグリ 【ハマグリ】桃の節句を控え、需要が最も高まる時期。市場にはハマグリ、チョウセンハマグリ、シナハマグリの3種が入荷。写真は愛知県産ハマグリ。沿岸の都市化と汚染で生活場所の干潟が激減したため、ハマグリは各地でほぼ絶滅。生息地 […]
食材NEWS 水産物 2025.2.27 【ウスメバル】煮魚が定番 【ウスメバル】市場に入荷する「メバル」の仲間は数種類。なかでもよく見かける魚。互いによく似ているものの、体は赤く、背側にある丸みを帯びない不定形の暗色斑が目印。「めばる」、「あかめばる」、「おきめばる」などとも。写真は北 […]
食材NEWS 水産物 2025.2.26 【ヤリイカ】ひし形の大きなヒレを持つ 【ヤリイカ】ひし形の大きなヒレ(エンペラとも呼ばれる)を持つ。胴の先端が成長とともに槍のように尖るのがオス。体もメスより大きくなります。ケンサキイカと似ていますが、足と呼ばれる「腕」が細く短いことで見分けられます。冬から […]
食材NEWS 水産物 2025.2.25 【シラウオ】入荷する「シラウオ」は2種 【シラウオ】春を感じる魚。入荷する「シラウオ」には、シラウオ(上、茨城県産)とイシカワシラウオ(下、宮城県産)の2種がいますが、区別はしていません。よく似ていますが、イシカワシラウオの尾びれのつけ根の上下には黒斑がありま […]