東京都中央卸売市場は、豊洲市場外の「豊洲千客万来」にあるPRコーナー「いちばの広場」などで、定期的にイベントを行っています。

 8月24日(土)は10時~14時まで、豊洲市場協会・おさかなマイスターによる「ちりめんじゃこを観察しよう」を行います。カタクチイワイやマイワシなどの稚魚である「ちりめんじゃこ」には、原料のいわし類の稚魚のほかに、さまざまな魚類や、エビ、カニなどの幼生などが混じっていることがあります(※)。それを、ルーペを使って観察し、探してみませんか?

 ※これらの生き物は「チリメンモンスター」とも呼ばれます。 

 また、1階の「お祭り広場」スペースでは、青果卸売会社・東京シティ青果による「すだち・かぼす・へべすフェア&野菜 どれだって、あれだって 新はこだて」を行います。これは、徳島県、大分県、宮崎県、函館市などが合同で行う産地フェア。旬の青果物や加工品などの販売のほか、数量限定で「すだち・かぼす・へべすジュース」の試飲もあります。

 「いちばの広場」では、展示も行っています。8月末までは、築地魚市場銀鱗会による「おさかなの口体験」。30点の魚の口の標本を展示しています。ほかに、能登をはじめとした石川県の水産物や輪島塗のパネルなど「石川県・能登展」も開催しています。

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ちりめんじゃこに混じる、いわし類以外の生き物「チリメンモンスター」