【ニホンウナギ】ウナギ科の魚は降河(こうか)回遊性で、淡水域、汽水域で成長し、成熟が始まると海へ降りて産卵します。市場では初夏が近づくと、天然物を見かけるようになります。流通している99%以上が養殖物なので、希少な存在。写真は茨城県北浦産で、天然物は茨城県が最多漁獲量を誇ります。

【ニホンウナギ】ウナギ科の魚は降河(こうか)回遊性で、淡水域、汽水域で成長し、成熟が始まると海へ降りて産卵します。市場では初夏が近づくと、天然物を見かけるようになります。流通している99%以上が養殖物なので、希少な存在。写真は茨城県北浦産で、天然物は茨城県が最多漁獲量を誇ります。
【ムシガレイ】市場や産地では「みずがれい」、「みずくさ」などと呼ばれます。カレイの仲間のなかでは口が大きく、有眼側には大小の褐色眼状斑が散在しています。身はやわらかく、やや水っぽいものの、干物にするととても美味しい。から […]
【ベニズワイガニ】ズワイガニと同じクモガニ科のカニ。美しい朱赤色で、甲が盛り上がっています。日本海、オホーツク海、房総半島以北の本州太平洋岸の水深200~2700mに生息します。写真(福井県産)の活物での入荷は珍しい。禁 […]
【ヒジキ】北海道を除く日本各地に分布。春から初夏にかけて生育します。乾燥品があるので、1年中便利に使えます。しかし旬の時期には毎年、ボイルヒジキが千葉県から入荷します。ワカメやのりなどは養殖していますが、ヒジキは天然物。 […]
【サクラエビ】春漁が始まりました。3日に初水揚げし、本日初入荷。静岡県富士川沖と大井川沖の駿河湾だけが漁業対象で、漁期は春と秋の年2回。シラエビと同じく海底に降りることのない浮遊性のエビです。写真の生のほか、釜揚げ、素干 […]
【シラエビ】新物が初入荷。相模湾、駿河湾、遠州灘などにも分布しますが、商業的に漁獲するのは富山湾だけ。4月から11月が漁期です。「富山湾の宝石」として商標登録されており、「しろえび」の名で親しまれています。体長8cmほど […]
【エゾバイ】市場に入荷する、ばい貝、つぶ貝と呼ばれる巻貝は種類だけでなく、地方名もたくさんあります。「いそつぶ」と呼ばれるエゾバイは、東北地方以北、サハリンの潮間帯の岩礁にいる貝です。殻には厚みがあります。メスはオスより […]
【ホタテガイ】ベビーホタテと呼ばれるホタテガイの稚貝。養殖している途中で、中間育成から垂下養殖など次の過程へ移る時のもの。春に入荷します。雌雄異体ですが、1年まではすべてオス。2年以降半数が性転換してメスになります。殻付 […]
【セタシジミ】琵琶湖水系にしか生息していない固有種。滋賀県によると、ヤマトシジミやマシジミと比べて殻のふくらみが大きく、肉厚。6,000トンを超えていた漁獲量は砂地の減少や湖底環境の悪化などで大きく減少し、近年は40~5 […]
【ホウボウ】大きな胸びれの内面が鶯色で、赤色の体に映えます。胸びれ下部の遊離軟条は左右計6本あり、これらの動きが歩いているように見えます。浮袋を収縮させて音を出し、これが「ボーボー」と聞こえることが由来とも。淡泊な白身。 […]
【ヒメコダイ】水深100~150mの大陸棚砂泥底に生息するハタ科の魚。赤い体に、背びれと尾びれの黄色がかわいらしく、並んでいると目をひきます。胸びれの上方に赤色の斑紋が1つあります。全長20cm。身は白くてやわらかく、美 […]