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【シマアジ】老成魚は「おおかみ」とも
【シマアジ】アジの仲間では最も人気が高い魚。島しょ部に多く棲むことや、若魚には黄色の縦帯があることが由来(写真は高知県産)といわれます。老成魚(写真2枚目、小笠原諸島父島産)は口先が分厚い唇状になり、関東では「おおかみ」 […]
【シマアジ】アジの仲間では最も人気が高い魚。島しょ部に多く棲むことや、若魚には黄色の縦帯があることが由来(写真は高知県産)といわれます。老成魚(写真2枚目、小笠原諸島父島産)は口先が分厚い唇状になり、関東では「おおかみ」 […]
【マボヤ】脊椎動物に近い動物。写真は青森県天然物。天然物は養殖物に比べて体表全体に乳頭状突起があります。先端にある孔は入水孔と出水孔。硬い皮(被のう)をむき、中にある黄色の筋膜(筋肉の膜)を食べます。独特の風味があるため […]
【セトダイ】イサキ科の魚でヒゲダイの仲間。下あごには短いヒゲが密生しています。頭に1本、体に5本の濃褐色の横帯があります。よく似たシマセトダイには暗褐色の縦帯があり、ヒゲは痕跡的。写真は兵庫県明石産で、現地では「たもり」 […]
【タマカイ】150kgの超大型が入荷しました。ハタ科の最大種のひとつ(もう1種は大西洋と東部太平洋の種)で、全長270cmや体重400kgの記録があります。幼魚は黄色に黒の模様ですが、成魚は灰~暗褐色で不揃いな白色斑が不 […]
【アユ】養殖が盛んですが、天然と養殖の割合は3:7。写真は清流として有名な高知県仁淀川産の天然物。箱に飾ってあるのはタデ(あゆたで)。6月ごろ(全長6cm前後)、川の中流域で藍藻や珪藻などの付着藻類を食(は)み、すみつき […]
【コバンザメ】頭部背面の吸盤は第一背びれが変形したもの。ふつう大型のサメ類に吸着しますが、単独で自由に泳ぐことも。下あご先端は突出しており、吸着した時は宿主の食べ残しを食べます。コバンザメ科の魚。サメが付きますが、サメの […]
【ハマダイ】鮮やかな赤色の体と長い尾びれが目印。このため市場では「おなが」、「おながだい」と呼ばれます。尾びれは、上葉と下葉の先端が糸状に伸びています。水深250~350mの深場にすみます。写真は鹿児島県産。沖縄三大高級 […]
【ガザミ】「わたりがに」の名で知られているワタリガニ科のカニ。仲卸では活きたままの状態で見ることが多い。お腹に抱えているのは、外子(そとこ)と呼ばれる受精卵。オレンジ色は産卵直後だと思われ、時間が経過すると写真下のように […]
【マコガレイ】夏の白身魚の代表格。市場には活魚も多く入荷していますが、写真は北海道函館産の鮮魚(活〆)。口は小さく、マガレイに似ていますが、無眼側の体の後部の縁辺と尾柄が黄色くないことで見分けられます。寿司種としての人気 […]
【シロダイ】「ぎんだい」と書いてあったフエフキダイ科の魚。写真の産地、小笠原諸島での呼び名です。ほかに沖縄県では「しるいゆー」と呼ばれます。メイチダイに似ていて、眼を横切るように暗色の横縞がありますが、体高は低く、鱗の暗 […]