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【アサヒガニ】後ずさりして砂に潜るカニ
【アサヒガニ】朱赤色の甲は縦長で、左右に弱く弓なりに曲がっています。はさみ脚、歩脚ともに平たく、後ずさりして砂に潜るのに役立ちます。ふだんは砂の中にいて、眼だけを出しています。この仲間の英名はFrog Crab、全体がカ […]
【アサヒガニ】朱赤色の甲は縦長で、左右に弱く弓なりに曲がっています。はさみ脚、歩脚ともに平たく、後ずさりして砂に潜るのに役立ちます。ふだんは砂の中にいて、眼だけを出しています。この仲間の英名はFrog Crab、全体がカ […]
【カンパチ】ブリ、ヒラマサの仲間ですが、体色が異なり、背側は琥珀色をしています。前額部にある暗色の斜帯は、上から見ると「八」の字に見えます。吻端がまるく赤みを帯びているため「あかはな」とも。養殖も盛んで、海水魚ではブリ、 […]
【タチウオ】背びれは基底が長く(後頭部から尾部の後端近くまで)、尾びれはなく、後部は徐々に細くなりひも状で終わります。タチウオは水平に泳ぎますが、頭を上にした立ち泳ぎをすることも知られています。これは休息している姿なのだ […]
【フグ類】都道府県によって実施される、いわゆるフグの取扱の免許試験では、ふぐの種類の鑑別があります。写真は仲卸で鑑別用として並んでいたフグ類。たとえば、トラフグとカラスはよく似ていますが、トラフグの尻びれは白、カラスの尻 […]
【ベニザケ(ヒメマス)】「珍しい」と仲卸で言われた天然ヒメマス。ベニザケの陸封型。阿寒湖とチミケップ湖だけに生息していましたが、その後、支笏湖(写真)、洞爺湖、倶多楽湖、摩周湖などに移植。「ちっぷ」、「かばちぇっぽ」など […]
【サケ】「時ざけ」、「ときしらず」と呼ばれます。秋に日本沿岸で漁獲されるサケと同じ種類で、今年の秋に産卵のために河川に戻ります。北海道から三陸の太平洋沿岸で、春から初夏にかけて漁獲されます。索餌回遊中に成熟が進んでいない […]
【メイタガレイ】両眼が飛び出るように付いています。眼と眼の間には、上方と後方に向く棘があり、不用意につかむと痛いのでご注意下さい。名の由来は、この「目痛」からの説のほか、眼と眼の間が板状なので「目板」の説も。夏から秋が旬 […]
【スズキ】東京湾や瀬戸内海、伊勢湾などの内湾を中心に漁獲される魚で、写真は東京湾の船橋産。「船橋の瞬〆スズキ」は、JF全漁連の「プライドフィッシュ」と「千葉ブランド水産物」に選定されています。関東では、せいご、ふっこ、す […]
【ハモ】口は大きく、吻が長くて尖っています。関西の夏に欠かせない魚で、京都の祇園祭は「鱧祭り」とも。写真は活魚ですが、活〆のハモもよく見かけます。肉間骨と呼ばれる多数の小骨が頑丈なため、骨切りが必要ですが、骨切りした商品 […]
【メダイ】眼は大きく、吻は短く、先端は丸みを帯びた頭をしているイボダイ科の魚。体表から多量の粘液を出すので、ヌルっとしています。日本では北海道から九州南岸まで分布。成魚は水深100~300mに多い。刺身や焼き物、漬け魚の […]