
【テングハギ】天狗の鼻のような角
【テングハギ】ニザダイ科の魚。天狗の鼻を思わせる眼と眼の間から伸びる角は、幼魚の時にはなく、成長に伴って長くなります。尾柄部に鮮やかな青い斑が2つあり、ここには鋭い骨(骨質板)があるので注意が必要。尾びれの上葉と下葉が伸 […]
【テングハギ】ニザダイ科の魚。天狗の鼻を思わせる眼と眼の間から伸びる角は、幼魚の時にはなく、成長に伴って長くなります。尾柄部に鮮やかな青い斑が2つあり、ここには鋭い骨(骨質板)があるので注意が必要。尾びれの上葉と下葉が伸 […]
【オオスジハタ】成長にともない、色や模様が変わる魚がいます。写真は2枚とも同じ魚。オオスジハタの幼魚は黒色に縁どられた2本の白色縦帯がありますが、上の成魚(愛媛県産)では白色域は暗色に、黒色の縁取りは縦点列となります。こ […]
【サクラマス】魚にも春が近づいています。「本日初荷」の文字が飛び込んできたのは、北海道の定置網で漁獲された約2kg物。航空便で入荷しました。市場では「本ます」とも呼ばれます。海に降りて成長し、川を遡上して産卵する降海型が […]
【ウド】特有の香りとほろ苦さ、シャキシャキとした歯ごたえ。春を告げる野菜です。軟化させたものと緑化させたものがあり、写真は栃木県の「那須の春香(はるか)うど」。地上で育てた茎を地下の室で光を遮り、白く細長く育てます。きん […]
【ボラ】きょうは大寒、この季節に美味しい魚は「寒」を付けて呼ぶことが多く、ブリ、サバ、ヒラメ、サワラなどが有名でしょうか。写真のボラも「寒ボラ」と呼ばれ冬に脂がのります。卵巣の塩干品「からすみ」は有名ですが、身も冬場は刺 […]
【ホッケ】開き干しなど加工品の印象が強いですが、冬から春にかけては、鮮魚でも入荷します。写真は北海道函館産。煮つけやフライ、汁物などで。北海道では「飯寿司(いずし)」でも味わいます。同じように干物で目にすることが多いキタ […]
【セリ】秋田名物きりたんぽ鍋と仙台新名物せり鍋は、セリの根も含めて丸ごと味わう料理。写真左は秋田県湯沢市の「三関(みつせき)せり」、右は「仙台せり」。ともに江戸時代からの長い栽培の歴史があります。強い香りを持ち、葉、茎、 […]
【シラウオ】春を感じる魚のひとつ。海水と淡水が混じる河口域や汽水湖、内湾で生活しています。各地から入荷していますが、仲卸店頭では写真の宍道湖産が目立ちました。味わいは上品で淡泊。天ぷらや吸い物、卵とじなどが定番。かつて東 […]
【ワカメ】身近な海藻ワカメは、冬から春に採捕したものを加工することで、季節を問わず食べられます。生は日持ちしないため、多くが塩蔵されたものですが、旬に一度は味わって下さい。褐藻なのでこんな色ですが、熱湯に放てば美しい緑色 […]
【キダイ】マダイに似ていますが、吻(くちさき)の黄みが強く、全体に華やかな印象。「れんこ(だい)」と呼ばれることの方が多い魚です。マダイやチダイほど入荷は多くありません。刺身や塩焼き、椀だねなどで。若狭の名産品「小鯛の笹 […]