豊洲市場協会は9月21日から、「秋の市場交通安全運動」を実施しています。30日までの予定で、東京都と深川警察署が共催。市場内、市場関係者の事故ゼロを目指し、街頭での特別交通指導やマイク放送、横断幕の掲示などを行なっています。
市場内の交通事故件数は減少傾向にありますが、市場内外で重大事故が発生しております。また、最近は新型コロナウイルスの影響から交通量が減少し、速度超過等による重大事故の発生、自転車やバイクが絡む事故が多発しています。改めて交通安全を意識し、交通ルールを守った運転をお願いします。
市場協会では9月1日に交通委員会、9月10日に交通指導員協議会を開催しました。当日は深川警察署から来場頂き、今年の都内・江東区などの交通事故の発生状況、市場関係者による重大事故の発生状況等の説明を受け、交通安全のポイント等を指導いただきました。
●都内の死亡事故2割増!二輪車・自転車の事故多発●
8月末時点の都内交通事故死者数は前年同期比23%増の90人。事故件数は15,888件と22%減っていますが、死亡事故が増えています。二輪車は速度違反等が多く、単独事故が過半数。自転車は高齢者が目立つということです。歩行者は横断歩道横断中の事故が目立ち、信号無視も少なくありません。運転者、歩行者を含め、ルールを守った通行をお願いします。
●《秋の市場交通安全運動》●
【スローガン】
「やさしさが 走るこの街 この道路」「ゆずり合い それが市場の 合言葉」
【重点指導】みんなで守ろう!!豊洲のルール
(1)発進・バック・Uターン時には、必ず目視で安全確認
(2)ターレ・フォークは建物内時速8キロ、建物外時速10キロ
(3)ターレ・フォークも免許が必要、フォークは資格も必要
(4)飲酒後の作業、運転は厳禁
(5)フォークの場外持ち出し、ターレの歩道走行は禁止
(6)運転席から離れる場合は、エンジン停止、サイドブレーキを引く
(7)荷物用エレベーター乗車前には、必ず一時停止
(8)「走行ゾーン」での駐車・荷捌き・荷置きは厳禁
(9)運転中のくわえ煙草、吸殻ポイ捨て厳禁
(10)運転中の携帯電話・スマートフォンの使用、ターレ2人乗り厳禁
(11)事故は直ちに各街区防災センターに届出(24時間以内)