豊洲市場には毎日2万台を超える自動車、バイク等が出入りするほか、市場内には1000台を超えるターレやフォークリフトが行き来しています。1万数千人の従事者、2万人近い買い出し人など歩行者も多く、各所で事故が発生しています。運転者が交通ルールを守ることはもちろん、歩行者であっても注意をお願いします。
※豊洲市場及び周辺は深川警察署の所管です。※事故が発生・発見した場合、警察だけでなく、各街区防災センター(24時間以内)にご連絡ください。
事故ゼロへ!主な交通ルール
- 市場内においても交通法規を遵守すること
- 外周道路は時速30キロ以下
- 建物内は時速10キロ以下
- ターレは建物内8キロ、外10キロ
市場には通勤車両、輸配送車両、買出車両、ゴミ運搬車両、工事車両等の様々な自動車が通行するほか、ターレやホーク(主に施設内)、バイクや自転車が通行しています。各門から入場後は時速30キロ以下(建物内は10キロ以下)で通行し、横断歩道や交差点等では一旦停止、安全確認をお願いします。
《みんなで守ろう!!豊洲のルール》
(1)発進・バック・Uターン時には、必ず目視で安全確認
(2)ターレ・フォークは建物内時速8キロ、建物外10キロ以内
(3)ターレ・フォークも免許が必要、フォークは資格も必要
(4)飲酒後の作業、運転は厳禁
(5)フォークの場外持ち出し、ターレの歩道走行は禁止
(6)運転席から離れる場合は、エンジン停止、サイドブレーキを引く
(7)荷物用エレベーター乗車前には、必ず一時停止
(8)「走行ゾーン」での駐車・荷捌き・置荷は厳禁
(9)運転中のくわえ煙草、吸殻ポイ捨て厳禁
(10)運転中の携帯電話・スマートフォンの使用、ターレ二人乗り厳禁
(11)事故は直ちに各街区防災センターに届出(24時間以内)
1日1件ペースで事故が起こる!
- 直近では12月がワースト!
- 人身事故ワーストはターレ!
豊洲市場内での事故は移転後、減少傾向にありますが、開市日ベースで1日1件の事故が発生している計算になります。直近のデータでは12月に最も多くの事故が発生しています。また、軽微なものだけでなく重大な事故も発生しています。
【市場内の交通事故トップ5】※直近のデータ
1位 ターレ
2位 フォーク
3位 貨物
4位 乗用車
5位 その他
【事故の割合】
人身事故: 34%
物損事故: 66%
駐車時、荷物用EVなど注意!
- ルール厳守で事故を回避
- 確認不足、無理な運転はしない!
- 駐車場も要注意
市場内の事故は、自動車なら駐車や駐車場、外周道路での事故が多く発生しています。一方、ターレ・フォークについては荷物用エレベーターへの無理な乗り込みにより、重大な単独事故が起きています。就業したばかりの方だけでなく、慣れた運転でも、細心の注意をお願いします。
【主な事故のパターン】
《自動車》
・駐車区画への出入りの際、確認不足により周辺の車両に接触
・乗用車のサイドブレーキの引きが甘く、動き出した自動車が付近の車に接触
・外周道路に無理に駐車(違反行為)した自動車がフェンスに接触し破損
《ターレ・フォーク》
・荷物用エレベーターに乗車する際、閉まりかけの扉に衝突
・対向車を避けようとして近くの歩行者に接触
・周囲の確認不足により付近の作業者に接触
・右折等の際、一時停車(減速)しなかったため衝突
【主な事故発生場所】
《自動車》
・バース(積込所)周辺
・外周道路
《ターレー・フォーク》
・荷物用エレベーター付近
・物流道路
・店舗付近
事故が起きたら連絡を
- 負傷者を最優先で対応を
- 警察・救急に連絡
- 各街区防災センターに連絡
- 防犯カメラの活用について
事故が発生した場合、負傷者の対応を最優先で行ってください。救急・警察への連絡とともに、各街区の防災センターに必ず連絡してください。緊急車両が急行できるよう、各門にて事故現場までの誘導を行います。
《防災センター》
5街区防災センター 03-3520-8295
6街区防災センター 03-3520-8297
7街区防災センター 03-3520-8299
管理棟防災センター 03-3520-8292
市場内には安全確保等のため、入場門から各エリアに防犯カメラを設置(主に東京都)しています。カメラの記録内容は個人情報等が含まれることから、開示していません。問い合わせは、東京都・豊洲市場の警備衛生担当にご相談ください。
それ違反です!気をつけること
- 市場周辺は取締スポット!
- Uターン禁止など注意を
市場内外ともに、交通ルールを守り、事故のないように運転をお願いします。市場周辺では事故防止のため、取り締まりが行われている場合があります。Uターン禁止や駐車禁止などのルール、通行レーンの確認などを行い、安全に通行してください。
市場内ではターレの事故が多く発生しています。飲酒運転の禁止など、一般的な交通ルールと同様です。また、二人乗りなど複数人での乗車も禁止されています。市場敷地外への運搬もできませんのでご注意ください。※ルール違反で事故を起こした場合、保険の対象外となります。
市場内には駐輪場があり、通勤等で多くの方が自転車を利用しています。信号無視などのほか、さまざまなルールを再度確認だくさい。また、業務で自転車を利用する場合は、保険への加入が義務付けられておりますので、ご確認ください。